助産師になるための3つの方法

助産師になるための3つの方法

助産師になるための条件と、3つの方法を紹介します。これから助産師を目指す人は事前に確認し、自分に合った方法を選んでください。


まずは条件を確認

まずは条件を確認

まず、助産師になるためには看護師資格が必要です。助産師国家試験を受験する条件として、看護師資格の取得が必須となっています。「看護師ではなく助産師になりたい」という人でも、必ず看護師資格を取得しなければなりません。看護師資格を取得した後、助産師国家試験に合格することで助産師資格を取得できます。なお、看護師国家試験に比べて助産師国家試験の方が合格率は高い傾向にあります。
また、助産師は女性でなければならないという条件もあります。どれだけ知識や熱意があっても、男性は助産師になれません。

助産師になる方法は3つ

助産師になる方法は3つ

では、助産師になるための具体的な方法を紹介します。まず1つ目は、大学、短大、専門学校に通い別々に国家試験を受ける方法です。高校卒業後に教育機関に入学して学んだ後、看護師国家試験を受験します。看護師資格を取得した後、看護系大学院や助産師養成所で1~2年学び、助産師国家試験を受験します。そこで合格すれば、助産師資格を取得できます。
2つ目が、看護師として働きながら助産師を目指す方法です。看護師として働きながら看護系大学院、短大、助産師養成所に通い、必要な教育課程を学んだ後に助産師国家試験を受験します。看護師として働いていく中で助産師の仕事に興味を持ち、転職を目指す人に多い方法です。この方法で助産師を目指す人は年々増えており、働いている人でも通いやすいようなカリキュラムを用意している教育機関も増えてきました。
3つ目が、4年制大学に通いダブル受験する方法です。高校卒業後4年制大学へ入学し、看護師と助産師の国家試験を同時受験します。最短4年で助産師資格を取得できるため、少しでも早く助産師になりたい人におすすめの方法です。しかし、看護師と助産師どちらの勉強も同時に進めていかなければならないので、ハードルは高いです。また、両方の国家試験に合格しなければならず、どちらか一方が不合格だと助産師資格は取得できません。
以上が、助産師になる3つの方法です。まだ看護師資格を持っていない人は、1つ目か3つ目の方法を選ぶことになるでしょう。すでに看護師として働いている人は、2つ目の方法を選ぶケースが多いです。予算や勉強に費やせる時間はそれぞれ異なると思いますので、自分に合った方法で助産師資格の取得を目指してください。

助産師になるための3つの方法
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